人気ブログランキング |

空櫁 soramitsu 日々 blog

仲間 -鈴木稔さんのお話 3-

支えになったのは身近にいる仲間です。
一緒に作業したり、会議をしたり
その合間におしゃべりしたり。
それは現実からの逃避であったかもしれません。
しかしそのおかげで、気落ちせず、腐ることなく
精力的に動き回り、心身ともに元気で
前向きに生活することが出来ました。

その間、母が亡くなり、父が心筋梗塞で倒れ
大変なことが重なりましたが
落ち込んだり悲しみにくれる事はありませんでした。
外へ出て人の輪の中で行動することで
気持ちの揺れを紛らわして乗り越えてきました。


時間の経過と共に落ち着きを取り戻し
今は仕事に向き合って、これから先のことに
ちゃんと取り組む気持ちになっています。
ようやくやり直しのスタートラインについた感じです。
随分時間が経ってしまいましたが
私にとっては必要な時間だったと思います。




--------------------------------------------------


鈴木稔さんのお話はここまでです。
このようなことを私にお話し下さり
本当にありがとうございます。


壊れた窯や家の修復の手伝いに
たくさんの作家さんが駆けつけ
お互いに助けあっていた事。

笠間と益子の発祥の地である久野陶園登り窯が
作家やその地域のボランティアの手によって再建された事。

震災のあった年の暮れには新宿 伊勢丹で
かつてはライバル関係にあった
笠間と益子が手を組み
大規模な展示が行われた事。

作家間や、それを取り巻く関係の中で
たくさんの交流があり、絆が生まれました。



稔さんは今、益子や益子焼はどんなものなのかという事を
伝えながら全国でワークショップを開催されています。
空櫁でも来週末からはじまる「それぞれの、明日 笠間・益子4人展」
関連企画として稔さんのワークショップを行います。
詳しくはこちら → 鈴木稔さんWS




仲間 -鈴木稔さんのお話 3-_d0210537_23335220.jpg

*おおらかな鈴木稔さんのうつわたち












鈴木 稔
---------------------------------------------------
1994 益子町芦沼に工房を構える
2006 益子国際陶芸展 審査委員特別賞
2008 スウェーデンで陶芸交流のワークショップに参加
2011 北欧でスウェーデン・デンマーク・
    日本の3カ国の作家で三人展を行なう

益子の土と、古くから使い続けられてきている
益子の釉薬にこだわりながら、石膏型によりうつわを制作。
新しくモダンな益子焼を生み出している。

by askagoi | 2013-02-22 20:01 | ものづくり | Comments(0)