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空櫁 soramitsu 日々 blog

棕櫚山再生2

高田さんたちはずっと山を探しまわっていました。
まだ、どこか手入れをされている棕櫚たちがあるはず、だと。
いろいろな人に聞きながら、探しに探していました。

そして、ようやく一件だけ巡り会うことができたのです。
おじいちゃんが一人で、縄を作るために
山に数十本生えている棕櫚の手入れをしていました。
おじいちゃんに掛け合い
国産の棕櫚でたわしを作りたいんだ
という想いを伝えました。

そして、おじいちゃんの承諾を得て
ついに棕櫚山を育てるチャンスを手に入れたのです。
その山に新たに棕櫚を30本植樹。
5年後には膝丈に成長。
15年後には本格的に皮を採取できます。

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※ 育てている棕櫚山を案内してくれる三代目




すると、高田さんたちのそんな姿を
見た周りのお年寄りたちも
自分たちの棕櫚の木を手入れし
皮を分けてくれる様になりました。

少しずつ少しずつ
日本の棕櫚山が復活してきています。

日本の古き良き道具の
復活にむけた活動に私は心が打たれます。

グラスもテフロン加工の鍋、野菜も洗える。
柔らかい繊維だけを使ったものは
ボディー用としても使える棕櫚のたわし。
箒なら30年は使え掃くたびに
板の床や畳はピカピカになってゆきます。

そんな優れものの道具を大事にしてゆきたいですね。

高田耕造商店 棕櫚の道具展
7日の日曜日まで開催しております。


棕櫚山再生2_d0210537_15402619.jpg

by askagoi | 2013-07-03 14:51 | ものづくり | Comments(0)