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空櫁 soramitsu 日々 blog

こぎん刺し

明日より始まります「Tsugaru こぎん刺し展

こぎん刺しとは青森の津軽地方に伝わる刺し子のことです。
享保9年(1724)に出された「農家倹約分限令」により
農民たちは木綿の着用を許されず麻をまとっていました。
寒い北国では目の粗い麻の着物では何枚重ねても寒さを凌げません。
また農作業で肩に重い荷物を背負うため
貴重な着物が擦り切れてしまいます。
そこで木綿の糸で肩や背中を刺すことにより摩耗を防ぎ、
布目をびっしり刺すことで保温効果も高めました。

そんな生活の知恵から生まれたこぎん刺しですが
いつしか美しい模様が生まれ、
女性たちの楽しみの一つになってゆきました。
雪が降る夜、家族が寝静まった後
夢中なって刺したこぎん刺し。
一目一目を数えながら。
どんなデザインに仕上げようか。


野良着からはじまったこぎん刺しですが
その模様の美しさからだんだんと晴れ着にも刺すようになり
女性たちのおしゃれに一役買うようになりました。



こぎん刺し_d0210537_22332244.jpg

by askagoi | 2014-02-05 22:37 | 日々 | Comments(0)