金工 中村友美さんのこと1

いつも空櫁のどこかに鎮座しているこの薬缶。

その愛らしいフォルムから手に取る方が多いのですが
これは鍛金という手法をつかって銅で作られた薬缶です。
7/24(木)より始まります二人展に参加頂く
金工作家の中村友美さんが４年程前に制作されたもので
時を経た銅の肌はとってもいい風合いになっています。


中村さんは大学でインテリアデザインを学んだ後
大手住宅設備メーカーでデザイナーとして
陶器で有名な愛知県常滑市で働いておられました。
数年先の商品を作るため会議でああだこうだ言って議事録をとっている自分。
パソコンばかりで作業をする毎日。
なにか「？」が浮かびました。








中村友美
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1981年　埼玉県生まれ
2005年　武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻卒業
　　　　 卒業後住宅設備メーカーにデザイナーとして就職し、愛知県常滑市に３年間住む
　　　 　そこで焼き物・工芸に出会い、ものづくりの面白さに惹かれ、いつしか志すようになる
2008年　東京へと戻り 金工を始める
　　　　 インテリアデザイン事務所の勤務の傍ら、制作を行う
2010年　制作を中心に活動を始める
2012年　奈良に拠点を移し制作を始める