再訪

数ヶ月前、長野県から空櫁にお越し下さり
中村友美さんの銅の薬缶が気になるとおっしゃていたお客様がおられました。
しかし、そのときはあいにく在庫がなく
「7月に彼女の展示をやりますので、そのときには来ます」
とお伝えしました。

すると昨日、そのお客様がやってきてくれたのです！
私が言ったことを覚えていてくださり
長野からわざわざ薬缶を楽しみに来て下さいました。
再訪してくれたことが嬉しくて
また、こんな方のところに薬缶が嫁いでいくことが嬉しくて
幸せな気持ちになりました。


あの方はどんな風に薬缶を使うのでしょうか。
やさしくてでなでてやると、いい飴色になっていく銅の薬缶。
使う人によって経年変化の仕方は少しずつ違ってくると思います。
お湯を沸かすことはもちろんのこと
花を生けて飾っておくのも粋ですね。
あの薬缶のその後が楽しみです。






銅の薬缶　
左：胴まわり 127mm　胴の高さ 73mm　容量 700cc程度　¥43,200
右：胴まわり 113mm　胴の高さ 108mm　容量 750cc程度　¥43,200