寄稿文の
* 大西さんの著書。無印良品やフランスで展示会が催され、次回はオランダで開催予定
「八田亨と新しい石川県」展のDMに寄稿文を寄せてくれたのは
プロダクトデザイナーであり「裸形のデザイン」の著者でもある大西静二さん。
私が東京を離れる少し前から親交があり、とても尊敬している方です。
特に日本の古い生活雑器に深い知識をお持ちで
古道具をたくさん収集されておられます。
道具にのこる跡をみて使われ方を推測されたり
作られた時代背景から、なぜこの素材だったのかなど
そんなお話を聞くのがいつも楽しいです。
そんな大西さんが初めて空櫁に遊びに来てくれたときは
嬉しくて、それだけでも興奮していたのですが
大西さんが八田亨さんの黒い飯碗を手に取って
「これこそ日本の食器ですね」
と言って購入して下さった時は本当に嬉しかった。
八田さんのうつわの良さを共有できたようで。
<大西さんの寄稿文>
初めての空櫁で、
初めて出会った八田亨さんの黒い碗。
あれから三年、いつも一緒や。
飯・うどん・珈琲に茶碗酒少し、、、
何でも付き合うてくれる。
地味やけど媚びない姿がええ、
だからいつも一緒。
何でも無いけんどそこら辺に転がってない本物や。
大西静二
by askagoi
| 2014-10-05 13:43
| 日々
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