詩人 大野直子さんのこと
「八田亨と新しい石川県」展に出品頂いている詩集は
石川県金沢市在住の詩人、大野直子さんがかいたものです。
大野さんがコピーライターをしていた頃、
石川県のある著名な詩人の方から
「あなたは詩を書きなさい」
と言われたことがきっかけで詩を書くようになりました。
今までに2冊の詩集を出されており
『寡黙な家』は「家」が
『化け野』は「死」がテーマの詩集です。
多くの女性が共感できるような感情を
身近なものに例え、綴られる言葉は
「ぐさり」というよりは「じんわり」と心に刺さります。
*「寡黙な家」より
詩を書く事について大野さんはこう語ります。
”詩は、私にとってパンドラの箱だったようです。開けてはいけない箱。
こてさきではけっして書くことができない詩は、ときに痛みを伴うからです。
でも、納得のいくものが書けたときは、「ああ、私、生きとる~!」と、思います。”
展示期間中、2種の詩集を販売しております。
どうぞお手に取ってご覧下さい。
<大野さんに聞いた石川県について>
小さすぎず、田舎すぎず、住み心地のいいスケール感のある町です。
by askagoi
| 2014-10-17 08:00
| ものづくり
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