YAMANEKOの岡崎さんのこと
*金沢のお店に並ぶYAMANEKOさんのパンたち
金沢でBoulangerie YAMANEKOを営む岡崎さんは
とにかくパンのことを考えて仕事をする方です。
金沢の大学、大学院で論理的な研究をされていた岡崎さんですが
自分が学んでいることが本当に実生活で役に立つのかという
思いが巡るようになり、もっと生活に結びついた職業の方が
自分にとって有意義な人生を送れるのではないかと
もともと好きだったパン作りの道に進むことを決断されました。
岡崎さんのパン作りとは、
「ただただパンの発酵(成長)を見守り、育てていく」ということです。
そのためには自分の都合ではなくパンの都合に合わせて行動し
一つ一つの過程を大切に丁寧に作っていくということが重要です。
朝3時に起床し、パンをこねて生地を作ります。
5時半頃からパンを焼き始め、その間に生地を作ったり成形したり。
最後に焼き上がるのは午後3時頃。
そのタイミングで昼食をとり、その後は明日のパンの準備です。
パンにのせるソースを作ったり、具材になるものを準備します。
午後10時頃やっと一日の作業を終え、家路につきます。
パン屋さんって大変なお仕事なんだろうなぁと思っていたのですが
ここまでパンに付き合うパン屋さんは
なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
こうまでして私たちに美味しいパンを届けてくれるなんて
本当にYAMANEKOさんにありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。
そんなYAMANEKOさんのパンを明日の午後より3日間、空櫁で販売致します!
* カンパーニュのスライス4種入
* ラスク2種4枚入
各 400円(取置きも承ります)
どうぞ、みなさまYAMANEKOさんのパンをご賞味下さいませ!
<YAMANEKO 岡崎さんに聞いた石川県について>
自分は奈良県に生まれ育ったためか、異様に海への憧れがあります。
大学を選ぶ際、海が見えて雪が降る城下町に住みたいなぁと思い
そんな条件を満たしたのが金沢だったのです。
あれから25年金沢にいますが、今でも自然が豊かで
城下町ならではの伝統文化包まれた街の雰囲気が気に入っています。
by askagoi
| 2014-10-17 18:42
| ものづくり
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