安比塗(あっぴぬり)のはじまり
日本で使われている漆の93%が外国産で
国産はわずか7%という希少もの。
その国産漆の7割が実は岩手県産なのです。
岩手県安代町で作られている安比塗は
昔、荒沢漆器という名で呼ばれていました。
藩政時代から実用器として人々の生活を支えていた荒沢漆器。
しかし戦後、安価な器が出回ると荒沢漆器は衰退の一途をたどり
岩手県安代町で作られている安比塗は
昔、荒沢漆器という名で呼ばれていました。
藩政時代から実用器として人々の生活を支えていた荒沢漆器。
しかし戦後、安価な器が出回ると荒沢漆器は衰退の一途をたどり
ついには途絶えてしまったのです。
安比塗ができた頃は「一村一品運動」が各地でおこっていた頃。
当時の安代町は、「荒沢漆器」の復興に目をつけました。
もう二度と途絶えさせてはいけない、人も技術も新たに育てようということで
漆の技術が学べる安代漆器センター
(現 安代漆工技術研究センター)を立ち上げることになりました。
センターの立ち上げには当時の町役場の人たちや
昔「荒沢漆器」に携わっていたおじいちゃんたち
岩手県の工業技術センター人たちなど様々な人が関わり
岩手県の工業技術センター人たちなど様々な人が関わり
試行錯誤を繰り返しながら”伝統の再構築”を目指し生まれたのが安比塗です。
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by askagoi
| 2017-02-04 14:25
| ものづくり
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