安比塗(あっぴぬり)とは?
安比塗りのフォルムは荒沢漆器や様々な古い漆器など
測って平均化し、いい部分を合わせ、現代様式も取り入れた形です。
なかには当時とほとんど変えていないものもあります。
奇をてらうデザインは初めこそ目を引くものの
長年使い続けるには難しい場合があります。
安比塗の多くはスタンダードなフォルムで塗りもシンプル。
毎日使っても飽きのこない「永遠の定番」をめざしたデザインです。
測って平均化し、いい部分を合わせ、現代様式も取り入れた形です。
なかには当時とほとんど変えていないものもあります。
奇をてらうデザインは初めこそ目を引くものの
長年使い続けるには難しい場合があります。
安比塗の多くはスタンダードなフォルムで塗りもシンプル。
毎日使っても飽きのこない「永遠の定番」をめざしたデザインです。
安比塗のお椀はとにかく真面目。
1つのお椀ができるまで52の工程があり
当然ですが全ての工程に手を抜いていません。
当然ですが全ての工程に手を抜いていません。
もし木地の高台にろくろ目の跡があれば
塗りの前に漆に砥の粉をまぜた錆び下地で
真っ平らになるまで直してから塗るし
少しでも埃がついたかもと思えば
少しでも埃がついたかもと思えば
漆を搔き落とし新たに塗り直します。
塗っては研ぎ、塗っては研ぎの作業を繰り返すことで
堅牢なお椀へ成長してゆきます。
堅牢なお椀へ成長してゆきます。
地道な作業をこつこつ行って
出来上がったお椀は滑らかな曲線と
ひかえめな真珠のような輝きを放ちます。
ひかえめな真珠のような輝きを放ちます。
この謙虚な真珠は毎日使っていくごとに
少女が大人の女性に変化してゆくように
どんどんと美しい輝きをましてゆきます。
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by askagoi
| 2017-02-07 16:35
| ものづくり
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