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空櫁 soramitsu 日々 blog

朴 炫貞 映像展 / ○マル

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『原点/the starting point 』展の
後半メンバーを紹介していきます。
第四走者は韓国出身の映像作家 朴炫貞さんです。



"私にとっての原点は、言葉だと思います。
日本語や韓国語、英語、身体言語、映像言語まで
それぞれの言葉の持つ「意味」と「形」、「音」に注目しています。

自分の言葉の原点になる韓国語は、
天・地・人の形で作られています。
その中でも天を意味する「・」は「マル」の形をしていて、
日本語では「○」を意味する「マル」という音は
韓国語では床、もしくは床の間を意味します。

身の回りにあるものを、近くから、遠くから見つめると
その中にある新たな世界と出会えます。

今回は、私が見てきたものを
共に見つめられる「マル」な空間を目指します。”




パクさんに文字と映像の展示をしてもらったのは
彼女がまだ大学院生だった頃。
そんな彼女は今、大学で映像を教える先生です。
会期が重なる陶芸家 2組の作品と彼女の映像に
どんな化学作用が起こるか楽しみです。




朴炫貞さん在店日 ・・・ 4/15sat、4/16sun *16日は17時まで在店 






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1984年ソウル生まれ。造形博士。
武蔵野美術大学大学院で学んだ後、映像作家の活動をしながら
ワークショップや展示企画・実践を行なっている。
2009年の「So Far, So Near」から2012年のワークショップ「SHUN Project」
2012~2013年の「そら、ゆらゆら」の展示
(gallery care o/東京、空櫁/奈良、in the paper/ソウル)を経て
2016~7年に「PHOTO SPOT」を展示。

by askagoi | 2017-04-10 13:26 | 展示・イベント案内 | Comments(0)