桶職人 青木康雄さん 1

現在開催中の「Syuro & Oke」展には
竹のたがで出来たお櫃や飯台が出品されています。
これらは青木康雄さんという職人さんが
昔ながらのやり方で全ての行程を一人で行い、作られています。
青木さんについては2年前にも書きましたが
多くの人に知って頂きたいのでもう一度記します。

青木さんの工房の外にはヒノキやサワラたちがズラリ。
木の表面が灰色になるぐらいまで
ゆっくりとでもしっかりと自然乾燥させているのです。

広い工房の中にはカンナが100種類以上。
その大小さまざまなカンナに圧倒されます。
青木さんにとってはどれも必要なものです。
桶の作り方などをお聞きしていく中で、
「若いときは東京でプロダクトデザイナーをやっていたんだよ」
と、話して下さり私は
「!!!」
となりました。私も前職はデザイナーの端くれ。
もっとお話を聞いてみたいと思わず前のめりになりました。
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by askagoi
| 2017-06-30 14:30
| ものづくり
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