空櫁 soramitsu 日々 blog

雪国で暮らすこと

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1年ほど、雪国に暮らしたことがある。
冬は-20℃ぐらいになるとても寒い地域。
クリスマスを迎える頃には川は凍てつき
森はしばらくの間、真っ白な雪と氷に覆われる。
はじめて雪が空から舞い降りてきた瞬間
森の木々たちはどんな囁きを交わしただろうか。

私には永遠に春はやってこないのではと思える程でしたが
それでも時が来れば春はやって来た。
凍てついていた川にヒビが入り
少しずつ水が流れ出す。
あの時、聴いた音が今でも心に残っている。
割れた氷と氷がこすれ合い
カラカラと可愛らしい音を立てながら流れてゆく。
雪国の春の音。

きっとそんな気候でしか養われない
気質と感性があると思う。











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by askagoi | 2018-02-27 18:02 | 日々 | Comments(0)