我谷盆賛

人間国宝 故 黒田辰秋氏は
石川県の我谷村で農閑期に作られる
我谷盆のことを応援していました。
しかし村がダムに沈んでしまうことが決まり

それを惜しんで書かれた文章があります。


- 中略 -

北陸路の人や文化のそれの如く
口かず少なくコツコツと
きびしい毎日に立ち向かってゆく
人々の日々のくらしに仕えようと
それが我谷盆の面目である


この文章がかかれた翌年に我谷村は水底に沈みました。
私はこの文章を拝読するたびに
なんだか目から熱いものが込み上げてきます。

展示期間中は表装されたこちら文章と
100年ほど前に我谷村の住人によってつくられた
我谷盆もご覧いただけます。

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我谷盆とハレの日のうつわ展２

12.14(金) → 1.14(月)

11:00 → 17:00

休み： 火曜、水曜、12.30(日) 〜 1.1(火)

※ 1.2(水)は営業いたします

【我谷盆】　森口信一
【漆・木工】落合芝地　

【陶】　　　野口淳　

【陶・磁】　村上雄一

【植物】　　塩津植物研究所

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