高田耕造商店さん





昔は夫婦二人三脚で行なっていたシュロ皮の採取。
木の上で皮を剥いだら、下で受けて処理をする。
もう日本では見られなくなった風景です。
このシュロ皮がたわしやホウキになります。
このシュロ皮がたわしやホウキになります。
和歌山の高田耕造商店さんは国産シュロを復活させた立役者。
50年以上前に廃れてしまった産業をもう一度、掘り起こすには
多大なるエネルギーと相当な苦労がありました。
国産シュロはとても貴重なので
ほとんどの製品は外国産のシュロを使用し和歌山で作っていますが
ボディブラシだけは国産シュロを使われています。
直径10cm程のたわし一つ作るのに20枚もの皮が必要だそう。
(需要に対して供給が追いつかず現在、ボディブラシの受注はお休みされています)
きっと外国産のシュロだってこんな風に採取されて
きっと外国産のシュロだってこんな風に採取されて
日本に届けられているのだろう。
モノを作る過程を知ることは、使い手にとってとても大切で
暮らしに感謝したり、ワクワクするきっかけになります。
空櫁はそんなことを伝えられる店でありたい。
だから、できるだけ現地に赴きます。
そんな、高田耕造商店さんが
そんな、高田耕造商店さんが
9月16日の、NHKあさイチに出演されます。
お時間合う方は是非、ご覧ください。
私も楽しみにしております。
by askagoi
| 2021-09-14 19:27
| ものづくり
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