河合和美さんの工房へ 2
有機的な型打ちの謎。
工房に並ぶたくさんの石膏型。
河合和美さんの作品は有機的な形をしているので
一見、型を使っているようには見えないのですが
多くの作品がある部分までは型打ちで作られています。
一点一点、違う形をしているのは
型で作った部分をベースに
途中から手びねりで付け加えたり
余分な部分を切り落としたりと
色々手を加えておられるからなんです。
「型で作る」というと
量産できる工場的なイメージをされる方がおられますが
実は轆轤でつくるより、時間と手間がかかります。
まして、和美さんはその後
一点一点手を加え、形ができたら
一点一点手を加え、形ができたら
旧工房から採取した土で色づけしたり
布でテクスチャーをつけたりと
自然の力もかりながら
自然の力もかりながら
様々な工程を経て、一つの作品に仕上がるのです。
いや、違うんです。
手間がかかるからいい作品だということを
手間がかかるからいい作品だということを
お伝えしたいのではありません。
この子はどうしてあげたら輝くのかを
作品に寄り添い考え
作品に寄り添い考え
試行錯誤を繰り返したからこそ
モノとしての厚みが増し
私たちを惹きつけるオーラを纏った
作品になっているのではないでしょうか。
作品になっているのではないでしょうか。
_________________
河合和美 個展
︎○ shop 展示
2023.2.18 sat - 23 thu
12:00 - 17:00
closed 2.20 mon
作家在店日 2.18 sat
*初日は15時まで予約制入店(満席)
15時以降は自由に入店可
「at the table est 2015」の
vegan 焼菓子も届きます
︎ ︎○ online 展示
2023.2.26 21:00~
by askagoi
| 2023-02-15 13:36
| ものづくり
|
Comments(0)