森口信一さんの我谷盆
「あなたの作る作品は、我谷盆に似ているわね」
と、師匠である故黒田乾吉氏の奥さんの一言がきっかけで我谷盆の存在を知り、その魅力にひきこまれたのは京都の木工家 森口信一さん。それから何度も石川県に通うようになりましたが、生活雑器として使われていたために我谷盆に関する文献はほとんど残っておらず、実存するものからその作り方や、使われ方を想像するのみ。森口さんは色々な人に聞き込みしたり、調べたりしながら、独自に作り方を習得してゆきました。
今では多くの作り手がその魅力にひきこまれ、昔のものを参考にしながらアレンジ加え制作し続けられています。「我谷盆バカ」を自称する森口さんは「我谷盆の幹でありたい」とおっしゃいます。我谷盆のようなお盆を作る人は数多くいるけれど、我谷盆の基本の「き」を押さえている人はあまりいないのではないでしょうか。作家それぞれのオリジナリティが加えられ、様々に枝分かれしていく我谷盆において森口さんは基本に忠実に「これぞ我谷盆」という、作品を作り続けておられます。ほとんど機械に頼らず作られる森口さんの我谷盆は、塾生へと受け継がれていくのです。
つづく
※ 写真は店主の森口信一我谷盆コレクション
と、
今では多くの作り手がその魅力にひきこまれ、
つづく
※ 写真は店主の森口信一我谷盆コレクション
by askagoi
| 2026-04-11 19:52
| ものづくり
|
Comments(0)



