今年の春に鳥取民芸館を訪れたとき、
私はまだ今のお店の物件を見つけたばかりでした。
そのとき、民芸館でスタッフをしていた方に
こんなことをしようと思っているんだと、自分の夢を話しました。
その方は私の話を真剣に聞いてくれ、共感してくれ、応援してくれました。
そして半年ぶりにその彼女と再会。
彼女は私のお店が実現しつつあることを大変喜んでくれました。
また、彼女の協力で民芸館のお隣にある
たくみ工芸店の方ともお話しする事が出来ました。
私の想いがどれだけ伝わったかはわかりません。
でも、お話が出来た事は私にとってとてもよかったのです。
やっぱり雪が降り続いていたので、
「道路が凍る前に帰った方がいい」
と、みなさんに言われ
もっとゆっくり彼女とお話がしたかったけど
家路につくことにしました。
鳥取に素敵な友人が出来た事はとても心強い事です。
なにも持っていない自分にとって
人の縁こそが財産で、これからも大事にしていきたいと
車を運転しながら強く思いました。
いつか空櫁soramitsuで、会えるといいな。
向かって左の白い建物が鳥取民芸館、右の白い建物がたくみ工芸店
私はまだ今のお店の物件を見つけたばかりでした。
そのとき、民芸館でスタッフをしていた方に
こんなことをしようと思っているんだと、自分の夢を話しました。
その方は私の話を真剣に聞いてくれ、共感してくれ、応援してくれました。
そして半年ぶりにその彼女と再会。
彼女は私のお店が実現しつつあることを大変喜んでくれました。
また、彼女の協力で民芸館のお隣にある
たくみ工芸店の方ともお話しする事が出来ました。
私の想いがどれだけ伝わったかはわかりません。
でも、お話が出来た事は私にとってとてもよかったのです。
やっぱり雪が降り続いていたので、
「道路が凍る前に帰った方がいい」
と、みなさんに言われ
もっとゆっくり彼女とお話がしたかったけど
家路につくことにしました。
鳥取に素敵な友人が出来た事はとても心強い事です。
なにも持っていない自分にとって
人の縁こそが財産で、これからも大事にしていきたいと
車を運転しながら強く思いました。
いつか空櫁soramitsuで、会えるといいな。
向かって左の白い建物が鳥取民芸館、右の白い建物がたくみ工芸店
#
by askagoi
| 2011-12-22 23:58
| ものづくり
|
Comments(0)
鳥取を訪れることを「来鳥」するというのだそうです。
山陰地方は民芸運動の名残が色濃く残る地域です。
素朴で味のある日用雑器を作り続けている
作り手が数多く存在しています。
山陰地方での民芸運動の中心人物が吉田璋也です。
柳宗悦の著作に強く心をひかれ、とうとう宗悦の自宅を訪問して彼に教えを請うほどまでに。
医師でありながら、民芸のプロデューサーとしても活躍しました。
民藝とは柳宗悦らの造語で「民衆的工藝」の意味で
「名も無き民衆が美を意識せず用途に忠実に作った物に自ずと美が宿る」
という新たな美の発見でした。
吉田璋也は、現代の生活に用いることのできる器の製作を窯元に請いました。
現代に合った新しいデザインの作品を新作民芸とよびます。
吉田璋也はこの新作民芸運動に生涯を捧げ、民芸プロデューサーとして活躍し、
鳥取の父と呼ばれる存在です。
先週、鳥取県にある山根窯さんと鳥取民芸館を訪れました。
夜中に車を走らせ朝、鳥取に到着しましたが
山根窯さんについた頃から雪がちらちら降りはじめ
山根窯さんの石原ご夫妻とおしゃべりを楽しんでいる間に
外はあっとゆうまに雪景色に変わりました。
とても包容力のあるお二人の人柄に甘えて、お昼をごちそうになりました。
石原さんのお皿に入れるととってもおいしそう。
実際、奥さんの手料理はとてもおいしかったです。
土鍋で炊いたひよこ豆のご飯に、ココナッツ風味のチキンのカレーがかかっています。
手作りのらっきょも頂きました。
石原さんの作品はとても温かみがあります。
鳥取民芸の流れを汲んだ作品作りをしておられますが
どこかエスニックなような、西洋風なような
どの国ともとれるような不思議な魅力の作品を作られます。
窯はのぼり釜で、炊くのは年二回と決まっています。
器たちはどれも半年分の意気込みが感じられます。
スタッドレスタイヤを装着していない私の車の運転に
石原ご夫妻はとても心配されていました。
「ゆっくりしていって、と言いたいとこだけど、
危ないから早く鳥取を出た方がいいよ」
やさしい二人。確かにそうですね。
また絶対、会いに訪れたいです。
これから一時間程かけて民芸館まで移動。
つづく
山陰地方は民芸運動の名残が色濃く残る地域です。
素朴で味のある日用雑器を作り続けている
作り手が数多く存在しています。
山陰地方での民芸運動の中心人物が吉田璋也です。
柳宗悦の著作に強く心をひかれ、とうとう宗悦の自宅を訪問して彼に教えを請うほどまでに。
医師でありながら、民芸のプロデューサーとしても活躍しました。
民藝とは柳宗悦らの造語で「民衆的工藝」の意味で
「名も無き民衆が美を意識せず用途に忠実に作った物に自ずと美が宿る」
という新たな美の発見でした。
吉田璋也は、現代の生活に用いることのできる器の製作を窯元に請いました。
現代に合った新しいデザインの作品を新作民芸とよびます。
吉田璋也はこの新作民芸運動に生涯を捧げ、民芸プロデューサーとして活躍し、
鳥取の父と呼ばれる存在です。
先週、鳥取県にある山根窯さんと鳥取民芸館を訪れました。
夜中に車を走らせ朝、鳥取に到着しましたが
山根窯さんについた頃から雪がちらちら降りはじめ
山根窯さんの石原ご夫妻とおしゃべりを楽しんでいる間に
外はあっとゆうまに雪景色に変わりました。
とても包容力のあるお二人の人柄に甘えて、お昼をごちそうになりました。
石原さんのお皿に入れるととってもおいしそう。
実際、奥さんの手料理はとてもおいしかったです。
土鍋で炊いたひよこ豆のご飯に、ココナッツ風味のチキンのカレーがかかっています。
手作りのらっきょも頂きました。
石原さんの作品はとても温かみがあります。
鳥取民芸の流れを汲んだ作品作りをしておられますが
どこかエスニックなような、西洋風なような
どの国ともとれるような不思議な魅力の作品を作られます。
窯はのぼり釜で、炊くのは年二回と決まっています。
器たちはどれも半年分の意気込みが感じられます。
スタッドレスタイヤを装着していない私の車の運転に
石原ご夫妻はとても心配されていました。
「ゆっくりしていって、と言いたいとこだけど、
危ないから早く鳥取を出た方がいいよ」
やさしい二人。確かにそうですね。
また絶対、会いに訪れたいです。
これから一時間程かけて民芸館まで移動。
つづく
#
by askagoi
| 2011-12-21 23:35
| ものづくり
|
Comments(0)
#
by askagoi
| 2011-12-15 10:07
| お知らせ
|
Comments(0)
日が落ちた後の店内は
陰影礼賛を匂わせる雰囲気に変わる。
そんな雰囲気の中、友人たちが来店。
手にはチョコレートケーキ。
そして、ちょこんと
火を付けた
「空櫁、プレオープンおめでとう!」
小さなケーキに0歳のキャンドルを立て
お祝いしてくれました。
プレオープンに相応しい粋な計らい。
友人たちのセンスの良さにとても感動しました。
そして今、
ゼロからスタートしていくんだなっと
気持ちも新たに。
#
by askagoi
| 2011-11-27 23:28
| お店作り
|
Comments(0)